君は愛されているかい?
「世界中の人が、あなたを嫌っても、私は一生、好きでいる」あなたは、そう言ってくれました。 この言葉のおかげで、いま、私は生きています。本当に辛いとき、黙って側にいてくれてありがとう。あなたがいてくれるから、私は私でいられるのです。
これは、「あなたに伝えたかったこと」という小さな本の中に記されている「友だちに贈る言葉」です。世界中の人が、あなたを嫌っても、私は一生、あなたが好きでいる…。こう言っているのです。その人にはあなたを嫌う理由があったとしても、そして、世界中の人があなたを嫌ったとしても、私はあなたが好きだ、私はあなたのそばにいつもいる。そう言っているのです。この言葉は多くの人の心を打ちました。君もそうでしょう。それは、君が、本当の意味で自分を大切にしてくれて、いつも自分を見つめてくれて、どんなに孤独な時にも一緒にいてくれる人を求めているからです。それが、偽りのない人間の姿と言ってもよいでしょう。旧約聖書の箴言19章22節に「人の望むものは、人の変わらぬ愛である。」と記されているように、人間は愛されることを心の底で求めているのです。それが人間です。そのように人間がつくられているからです。しかし、悲しいことに、そのような愛で満たされることがないのです。だから、この言葉が多くの人の心を打つのです。そのような愛で愛されている人は幸いな人です。感謝するとよいでしょう。そのかけがえのない人を大事にすることです。しかし、もし君が愛されることに失敗したら、絶対に裏切らない真実な方がいることを知ってほしいのです。その方は、イエス・キリストです。イエス・キリストは、君のことを「友」と呼んでいます。君の本当の友だちになる方です。
人がその友のためにいのちを捨てるという、
これよりも大きな愛はだれも持っていません。
ヨハネの福音書15章13節